どのタイヤを履くか、悩みました。
しつこいですが、見た目重視のデザイナーとしては、タイヤのパターンは、アイデンティティーに係わる問題です。
大体エクスクルーシブは、フロント19-110などと、国内ではありえない規格外サイズでして、選ぶもなにも、ありゃしない!
ベタベタのアメリカン風にカスタマイズする場合、ファイアストン(ブリヂストン社の北米におけるタイヤ製造・卸売事業子会社)のタイヤが、ビンテージ風のパターンを採用しており、かっこよくて人気があります。
私も触手が動き、9割方心を決めてバイク屋さんに相談したところ、
「まあ、飾って置くには最適だけど、コーナーは攻められないよ。」
というアドバイスをもらい、瞬時に11割、方向転換しました。
そう、優柔不断が身上です。
昔、HONDAに務めていて、私と同年代なのに、いまだバリバリの走り屋を、とても信頼しているのです。
エクスクルーシブは、コーナー攻めるバイクじゃないけど、突発的危険を回避するレスポンスは欲しい。
それで、見た目より「実」を取って、最初の選択に着地しました。
◎ フロント:『DUNLOP F24 』アメリカ製
◎ リア:『DUNLOP K527』
中・大排気量の車両に幅広く対応する、オンロード・バイアスシリーズ。
バランスのとれたスポーツ性と操縦安定性を発揮。
単車はね、タイヤが2つしか無いんです。(アホ!)
タイヤが道路と接地している面積は「名刺」位の広さしかなく、前を走っている4輪にフルブレーキを掛けられると、どうしても単車の方が制動距離が延びてしまう。
250kg+体重の重量を、瞬時に止めさせる為には、タイヤに相当の負担が掛かるのです。
過去、私は相当数、4輪のフルブレーキングに出遭っています。
「走り屋」にスタンスを置く人にとっては、タイヤだけは、デザインじゃないんだよね。
また、エクスクルーシブに合うサイズで、別の候補としては、下記のものもいいね。
◎ 『DUNLOP K300GP 』シリーズ
◎ 『AVON-SM-MK2 』シリーズ