距離計表示値 3,300km という信じられない「怪談」バイクなので、クラッチを開けてみることに。
たぶん嘘だろうと思ったものの、純正のクラッチ部品を購入するかどうか悩みました。
いずれにしてもガスケットは注文しなければならないので、ディーラーへ出向いて、クラッチ板の在庫を確認してもらうと、残り数十組で欠品になるとのこと。
これこそ無くなったら大変!
どうせ数年も乗ればクラッチ交換しなくっちゃなのだから、予備在庫でもいいやと思い購入。
クラッチケースを開けてみると、ガスケットが固着している。
カッターの刃先で、本体のアルミを削らないように、丁寧に削っていく。
最後は超細かなサンドペーパーでこそぎ落として、コンパウンドで仕上げた。
さて、肝心のクラッチ板は、見た目ではまったくの新品。
クラッチ板を圧着させる為のバネの長さも、これまた規格サイズ通り。
こりゃ、まだまだ使えるだろう。 (^^)/
二硫化モリブデン配合オイルをクラッチ板にたっぷり付けて、部品交換しないまま組み直し。
バラしたついでに、クラッチケースの表面が腐食してるから、ひたすら手で磨きます。(別記あり)
新品のガスケットにオイルを付けてセットし、完了。
チョット気を付けなければならないのが、ケースを留めるボルトの長さが2種類あること。
どこが長くて、どこが短いか、外す時に覚えておかねば。